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富士山ご来光① (2004年7月7日)
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随分前まで遡りますが、記録しておきたかったのを最近思い出したのでアップします。

日本で勤めてた時に、同僚のむっちゃんと富士山に登ってきました。
4年以上前のことで記憶が少しあやふやで、多少間違いなどあるかと思いますが、
軽く流しながら読んでいただければと思います。

(っていうか先に日本里帰りの続きを更新しろ~)

写真は富士山の登山コースにある公衆トイレ。確か1回200円くらい。





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確か朝の7時か8時くらいに大阪を出発して、富士山五合目に着いたのがお昼2時半くらい。
これから一緒に上るツアーグループの皆と一緒にお弁当を食べて腹ごしらえをした後、
着替えて集合。皆で準備体操。
私の親よりも年上の人が多く、登山慣れしてそうでした。
「富士山登るの3回目~」とかいう人もいました。
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私達のガイドさんは医学部の学生で、ちょうど論文制作中でした。
テーマは「風船は高山病の症状を軽減できるか。」
できるだけたくさんのデータを取るために、毎回ツアー参加者から彼の研究の協力者を募っているらしい。
私とむっちゃんは迷わず「はい!」と手を上げて、無事、「20代女子・サンプル1&2」となりました。
彼の理論は、「風船をふくらますには肺から酸素を絞り上げるように息を吹くので、
その分、次に息を吸うときに普通呼吸に比べより多くの酸素を吸い込む。」ということらしい。
そういえばその理論はどこかで耳にしたことがある。
我々サンプル達はただ各ポイントで何回か風船を吹き、写真のような血中酸素計測器でデータをとるだけです。
高山病って酸素不足が主な原因らしい。
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遂に富士山頂上に向けて出発。
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しばらくテクテク進んで、六合目に到着です。
この日は七夕で日本では真夏。
しかし富士山は気温が下がるのでスノボウェアを持ってきたのですが、
着替える時にカバンから出して広げて初めて、「あれ!?」と、間違って弟の巨大スノボパンツを持ってきたと気づいた私。。。急いで荷造りしたんでちゃんと確認してなかった。。
ニッカポッカみたいでした。むっちゃん大ウケ。
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六合目に日本語と英語での天気予報のホワイトボードが設置されていました。
「南西の風やや強く。。。」   「やや」って英語で「yaya」なんですか?
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また登り始めて、ちょっと休憩。このあたりから植物がいきなり減ってきます。
そういえば富士山は火山。
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雲より高いところまでやってきました。雲の上のむっちゃん。
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結構勾配が急になってきます。
このあたりから酸素の薄さが実感されてきて、息が切れるのが早くなる。結構しんどかった。
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7合目到着~。かなりしんどくなってきたけど、まだ大丈夫。
ちなみに頭痛・吐き気等の高山病の症状は全くなし。息が切れやすいだけ。
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7合目でちょっと休憩して、また登り始めます。
結構暗くなってきてだんだん寒くなってきました。
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頭にライト装着。登るのに手をつかうので、懐中電灯では厳しいです。
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標高3100m八合目到着。この日の夜はここ太子館で就寝。
場所が狭いので、寝る向きを交互に逆にして、寝袋に入った人間バージョンのマッチ箱のような状態で寝ます。
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寝る前に再び血中酸素値測定。
ここ8合目で、数人高山病の症状が強く出てるおばちゃんたちが残念ながらドロップアウトしてしまいました。ここまでくるにも吐きながら頑張って登ったらしいです。しんどくて眠れなかったらしく可哀想でした。。。

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これ、お夜食。
赤飯はガイドさんが晩御飯にとみんなの分を持ってきてくれたのですが、
大食いの私にはそれだけでは足りなかったので、太子館でカップヌードルを調達。
超ぼったくりの800円でした。
富士山では水の量がものすごく限られてるので、カップヌードルのお湯をつくるのにも大変。
その分の料金なんですかねぇ。
ゴミも持って降りないといけないから最小限にしないといけないらしい。
食べ終わった後にお湯を残して、太子館のおにいちゃんに厳重注意されました。
本当だったら全部飲まないといけないとこだけど、特別に許してもらいました。。。
ちなみに太子館の兄ちゃんたちはみんなすごい男前
くそーーっ!ニッカポッカさえはいてなかったら! (はいてなかったら何?)

長くなったので続きは次回
by tamaptamap | 2009-01-22 15:28 | 旅行記
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