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人種の見分け
この仕事を初めて、毎日様々な国の人たちとたくさん接する機会が多く、
最近なんとなく、ぱっと見て「この人がどこから来たのか」がわかるようになってきました。
特に、アジア人。





日本人はファッションでわかる。

韓国人は概してあっさり、さっぱり顔が多い。でも化粧が濃い。
プチ整形が大流行だとよく聞くが、同じ様な顔の人が多い。
おばさんは、眉毛・目の下アイライナーの刺青を入れている人が多い。
日本に近いファッションをしている若者も多いが、髪飾りが派手。(80年代風大きいバレッタ・デカ飾りゴムetc)

中国人は、「大陸顔」と「南の顔」の2つにわかれる(と思う)。
本土出身の「大陸顔」の人たちはとりあえず本当に化粧気がない。
(上海etc都会出身の人や日本に留学している子を除く)
「化粧なんかしたら、親におこられる!」という人たちも少なくないみたいです。

広州・香港・台湾etc「南の顔」の人たちは、まぶたは腫れぼったいのにクッキリ二重の人が多く、鼻が低く小鼻がすごく広い人が多い。北アジア人と東南アジア人の中間といった感じ。
そしてメガネも多い。特に女の子。

うまく表現できませんが、日・韓・中と微妙に顔がぜんぜん違います。
ファッションの違いもかなり大きいですが。

そしてこれがどう役立つのかというと、出発間際になって駆け込んできた人がいるときに大変役に立ちます。

最近、2月9日の旧正月に向けて、在日中国人、台湾人、香港人、韓国人etc etcが一斉大移動を始めています。祖国の親戚の為に大量に買ったお土産を両脇に抱えた人たちでカウンターがごった返します。旅行慣れしていない人がほとんどで、チェックイン後、ゲートがわからず行方不明になったりするので毎日大変です。

時間が迫ってきて、カウンタークローズ間際に走ってくる人を遠くに見かけても、
「あ!この人は香港行き(南の顔)、あの人は北京行き(大陸顔)のはず!
香港便と北京便カウンタークローズもう少し待ってください!」ということができるのです。
この予想、結構あたったりします。

でも未だに難しいのがモンゴル人。
日本人とモンゴル人はものすごく似てます。服装で見分けがつきにくいオジサン世代の方々は特に。

私:「いらっしゃいませ、こんにちは。手荷物はこちらにおいていただけますか?」
客:「こんにちはー。このカバン壊れやすいからfragileタグ貼ってください。」

とかいう会話をして、日本人だと思い込んでパスポートを見て初めてモンゴル人だとわかったり。
向こうも、私の事を「日本語の上手なモンゴル人」だと思ってたりする。

近くの中・韓よりも遠くのモンゴルの方が顔が似てるなんて不思議ー。
by tamaptamap | 2005-02-06 17:33 | グランドホステス時代
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