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遅ればせながら「さくらん」を見た
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Lygon stの近くにあるVideo Dogっていうアート系、ちょっとレア系の映画ばっかり置いてるレンタルビデオやさんがあるんですけどね、結構前にそこでこの蜷川実花監督の「さくらん」が新作のコーナーに置いてあったのを発見したんですが、個人経営なのでレンタル料がちょっぴり高めでなかなか借り渋ってたんですね。
もう借りよう!って決心していくと、肝心のDVDが貸し出し中だったりなかなかすれ違いばかりの作品だったんですが、先日友達の家に行くと普通に持ってたので借りて見ました。

「安野モヨコさん原作、蜷川実花監督」って両人とも大好きなのですげーうれしい!と思ってみたんですが、
はっきりいって話の内容は「ふーん」という感想で、なぜかというと、決まった時間内に収めようとした結果なのか展開が浅くて速すぎるし、キャストはかわいいけど演技力が伴ってないというか・・・何かドス利かした声で台詞言ってても軽いというか・・・
日本のテレビ俳優で演技うまっ!って言う人あんまりいないと思うんですが私だけでしょうか。
なんか最近特に誰でもテレビに出れる世の中なので、ものすごい競争率を潜り抜けてきたずば抜けた才能の持ち主だけがでてる感じじゃないからちょっと悲しいです。
何も芸のない一般人の私としては「タレント=才能」がみたいよのねー 
日本で使われている「タレント」てうい肩書きは誰が作ったのでしょう。

とまぁぶつくさいいましたが、この映画はいいですよー!アートディレクションが!
視覚的天国です。何回見てもあきません。あの色使い、見てるだけでハイになります。心をくすぐられます。
ソフィア・コッポラがパステルの天才で、蜷川実花さんは原色の天才!

とかいうことを考えながら、土曜日に出かけて月曜日まで続いた二日酔いの週末、空きもせずにこの映画をボーっと見てました。今日は完全復活。

以上たまぴーのしょぼしょぼ映画レビューでした。
by tamaptamap | 2009-06-16 09:07 | 映画
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